元弘元年(1310)池上本門寺三世日輪が隠棲して開山となったが、地頭秋元刑部が子孫の長く栄えることを願って屋敷を寄進し、自らも得度し名を日長と改め、二世となり山号を長秋山といいます。吉久保境の八王子街道までが寺域で境内が広く、寺格が高かったので、相模の本門寺と呼ばれ、参詣者でにぎわいました。
 大黒天は、もとはインド・中国で寺院の守護や生産をつかさどる神。福徳の神で我が国では、伝教大師が初めて比叡山にこの神をまつり、後世は七福神の一つとして、ずきんをかぶり、右手に小槌、左手に背負った袋の口をにぎり、米俵の上に乗る形となり、恵比寿とともに広く信仰されています。
所 在 地
海老名市大谷南3−29−16
046−231−1833
交   通
JR相模線・小田急線・相鉄線 海老名駅東口から厚木ナイロン経由農大前行きバス「坂下」下車5分
大谷近隣公園、大谷コミュニティセンター前